漢方のお話し「膀胱過敏症」|漢方 江本薬局
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2018/7/20 掲載

漢方 江本薬局

漢方のお話し「膀胱過敏症」


 毎日、蒸し暑い日が続いています。これからの季節は熱中症に気をつけましょう。さて、一般的に膀胱炎と言えば尿道からの大腸菌の侵入による感染で、抗生物質やサルファ剤などで対応しますが、意外と知られていないのが今回の膀胱過敏症です。
 尿道の検査では異常が見当たらず、しばしば精神的緊張や、疲労、自律神経失調症などによって起こりますが、頻尿、尿意促進、排尿痛、排尿後の下腹部不快感、などの症状は菌性膀胱炎とほとんど同じです。
 先日ご相談のお客さんが「バス旅行に行きたいのに行けないし、どこかに出掛ける前には、必ずトイレができる場所を確認しておかないと不安で…」とおっしゃっていました。日常生活に大変負担がかかっています。
 この膀胱過敏症は、過敏性大腸炎や神経性胃炎、けいれん性便秘、神経性下痢症などと同じで強い精神的ストレスによって症状が強くなります。現代医学の治療法は、自立神経安定剤や筋弛緩薬になります。
 さて、漢方では自律神経の働きを「肝気」といい、イライラや精神不安、ゆううつ感、怒りっぽい、などの情緒失調を肝気鬱結と呼びます。この自律神経の緊張をほぐすことを第一に考えて、柴胡や芍薬などを用いて治療に当たりますが、やはりどんな病気にも漢方では体全体を見て処方を決めていきます。特に、この神経症の分野での漢方薬の効果は素晴らしいものがあります。
 さて、この膀胱過敏症になる人は性格が真面目で精神的ストレスに弱い人が多いようです。少しはずぼらぐらいがちょうどいいんでしょうかね。
 
住所:和歌山市毛見295の9
☎073-447-1725
営業時間:午前9時~午後7時
定休日:日曜・祝日、第1月曜。





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